怒。
映画「ヴェニスの商人」を観ました。

傑作だと思いました。

シェイクスピアの原作を読んだことないので、原作の主人公が誰なのか分からないのですが、映画ではユダヤの金貸しシャイロックが主人公でした。

迫害を受けるユダヤ人の、血を吐くような思い。

私はすっかりシャイロックに感情移入してしまって、裁判のどんでん返しからラストまで
胸が痛むやら、はらわた煮えくりかえるやらでスクリーンがにじむほど。

それがキリスト教の慈悲なのか。

確かに、迫害の恨みを晴らすためとはいえ、相手の命を奪いかねない手段はやりすぎです。
だからと言って、娘を奪われ、財産を奪われ、

あげく信じる神さえも奪うのか。

シャイロックに慈悲を与えたはずのアントーニオが鬼に見えました。
それでハッピーエンドでラブラブで良かったなお前らは。

とまあ、ムカムカしたエンドだったわけですが、
2時間超を片時も飽きさせることなく、魅せて、見せてくれる映画だったと思います。
アル・パチーノすごかった。
[PR]
by nagikoku | 2006-01-12 00:02 | あ行の映画
<< 最大の謎はオリガミ 見えない日本が見えてくる? >>