カテゴリ:あ行の映画( 13 )
運命を分けたザイル
このザイルを切らなければ、ふたりとも死んでしまう・・・(予告編より)
「バーティカル・リミット」!?って思いました。

予想と全然違ってましたケド。<予想とは裏切られるためにあるのだよ

友人の生死を分けるザイルなら、切る前に葛藤とか2人の感情の交錯がないと・・・!
と、むーむー思っていたら実話なんですってね。

下山に入るまでは何も起きないって分かってるから退屈かなと思いきや<絶景かな絶景かな!
すでに「ガスはあまりない」とか言ってるんでオイオイって思いましたね。
どうしてちゃんと準備して行かないの!<ママがいつも言ってるでしょう?
今回はそのこと自体が事故を招いたワケでもなく、脱水で死んだワケでもないけど。
若者の野心や自己過信って、良いほうに転がった時しか評価されないんだよ。
早まるな・・・若者よ・・・。

本人が解説してくれるんですけど、骨折のトコは勘弁してほしかったです。
「膝がボッキリ折れた」ぐらいなら耐えられたんですが、
グーで関節つくって、「こうズレてた」って。ズレるって何ー。ズレるって何ー。
ジョーが転んで叫ぶたびに、そのグーを思い出して痛い痛いイタイイタイーーー!
これを感情移入と呼ぶのですね(涙)。<痛いのいやー

ジョーの精神力ってタダモンじゃないよね。
ラストでジョーの声を聞いたリチャードが
「ジョーのはずがない。ジョーだとしたら、もう人間じゃない
と語っていたけど、そのとおり。

手近な目標を設定して「あそこまで20分」を繰り返す。
私もマラソンの時「あの電柱まで」を繰り返しながら走ってたことを思い出しました。
決してそこがゴールではないのに、途方もなく遠く思える本当のゴールを思うとくじける心が、区切りを入れることで頑張れる。
気の持ちようってことですな。<そんなまとめでー?

そして私、この映画の中で、鳥肌が立つほど衝撃を受けたシーンがあります。
ボニーM
今までに、これほど狂気や錯乱がダイレクトに伝わる演出があったでしょうか。
不協和音のかわりに、ポップな曲が流れるだけ。
それだけなのにこの破壊力。
かろうじて繋がっていた理性の糸が、断ち切られるのが見える気がしました。
こっちまでオカシクなりそうでした。
ちなみに私だったら、「かみったいっかみったいリカルデント♪」か「くるくるミルクと作るくる~♪(フルーチェ)」
が流れるでしょう。こんな曲がギリギリの精神状態のとき流れたら、カクジツに狂うね。ひぃ。


ジョーは生きて帰りました。
でも、ザイルを切ったサイモンは、酷いバッシングをうけたとか。
ジョーはサイモンを擁護し続けたそうです。
原作本「死のクレバス」を書いたのもサイモンのためだそうです。

話は戻るけど「バーティカル・リミット」。
父を死なせた彼は、どれだけ叩かれたんだろう。
その時、誰も味方になって支えてくれる人はいなかったんだろうなあ。
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by nagikoku | 2005-05-19 00:00 | あ行の映画
甘い人生
イ・ビョンホンがゾンビになってました。
決してそんなあなたが観たかった訳ではありません。

これは、私の代表作になる。

という予告編のコピーですが、個人的にはあえて代表作に推したくはないカンジ。
だって、銃だの血みどろだのって、怖くて。<いや、だから個人的にね?
でも、アクション満載なので、
「妻につきあわされて観たけど、なかなか良いな」
てなカンジで、イ・ビョンホンのファン層が広がっていいかもしれません。<観せるダンナがおらん

私がいちばんカッコいいと思ったイ・ビョンホン。
冒頭でごろつきを始末するとき、酒瓶で頭を殴るシーン。
酒瓶を蹴り上げてつかみ、即座に持ち替えて振り下ろす一連の動きがスマート。<ホレボレ
予告編で使われてたシーンだったり。

私がいちばん可愛いと思ったシン・ミナ。
コントラバスチェロを抱えてクスクス笑うシーン。
さすがは「氷の宝石ユ・チェイ」です。<同志求む!
ここも予告編で使われてました。

・・・予告編で満ち足りていたのか私は。

わたくし勘違いしていたのでございます。
イ・ビョンホンのクールなアクション映画だと思っていたのでございます。
まさか、夜ーは墓場ーで運ー動ー会 ♪ とばかりに<ゲ ゲ ゲゲーゲのゲー
地の底からビョンホン氏が這い上がってきたり、
南国の未開人のように、松明を振りまわして戦うなんて<ドンドコドコドコ
思っていなかったのでございますよ。

断っておきますが、私はイ・ビョンホンのコト好きですので、誤解のないように。
甲斐性バツグンの原田泰造だよね~。<自ら誤解を招いてどーする
ちなみに話はそれますが、友人のひとりは「石田純一にしか見えないから」という理由でビョンホンを毛嫌いしておりまして、確かに石田純一に見えたら私だってビョンホンを嫌いになりますよ。見えなくて良かった。

ツッコミどころ満載だったのが
銃の受け渡しをしようとした、空き地のシーン。
いきなり西部劇でも始まるのかと思ったよ?<何か風で転がってますよ!
実際に始まったのは、バイリンガルなチンピラふたりのコントでした。
ふたりのノリについていけない、置いてけぼりビョンホン君が可愛かったです。<あのーもしもし?
絶妙なタイミングでのもしもし攻撃によって、車は激突大破。
良かったふたりとも生きてるよ~と胸をなでおろしたのも束の間、
自分の嘘がバレかけたビョンホンに、あっさり惨殺。<生き残るキャラかと思ったのに・・・

締めの禅問答。
「その夢は、叶わないからです」
という答えのトコは、
「その夢から、覚めてしまったからです」
って言って欲しかったなあ。好みの問題としてですが。
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by nagikoku | 2005-04-28 23:19 | あ行の映画
アイ,ロボット
いやあ、たまには(酷)良いモン作ってくれるじゃないですかハリウッド!
ま、原作の賜物ですかね?

知らない人にはネタバレにもならない感想をば。

サヴァイヴ&ナノマシン!? って感じ。

スプーニーが何故ロボットを嫌うのか、ラニング博士との関係は?
「約束は果たすべきか」というサニーの言葉の意味は?
などなど謎を投げかけながら、ちゃんと全てに答えがある、つまり伏線が生きている。先が読めない(読んだつもりが裏切られる)展開でありつつ、観終えた後はすっきり爽快~。
いいです、オススメです。とにかく観ろ!

心に残ったセリフ。新世代ロボットのサニーによる、穏やかな反論の言葉。

分かるけど・・・あまりにも、 心がない

30年たったって、サニーには会えないんだろうけど(どー考えてもね)
ちょっとウインク練習してみたり。
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by nagikoku | 2004-11-15 20:43 | あ行の映画